5月は夏日を超える日もあり、油断していると一気に日焼けしてしまいますよね。
「肌はぬかりなく」日焼け予防をしていたけれど、「髪」のことはうっかり忘れてしまう事もあるのでは!?
前回お伝えしたように、頭皮もしっかりと対策をしないと、健康的な髪が育ちにくくなり、抜け毛やパサつき、さらには髪色の退色など、髪や頭皮のお悩みに繋がってしまいます。
もしも紫外線をたくさん浴びてしまった時は、諦めてしまわずに早急にケアを行いましょう。
今回は、“紫外線をたくさん浴びてしまった時の頭皮と髪のケア方法” についてお伝えしていきます。
◼︎ 日焼けしてしまった頭皮のお手入れ
頭皮の日焼け対策が不十分でたくさん紫外線を浴びてしまった時は、早めのケアが重要となります。
放っておくのと、すぐにケアをするのとでは今後の髪に大きな差が出ます。
帰宅してすぐにケアをしましょう!
① 頭皮を冷やす
まずは、日焼けしてしまった頭皮を冷やしましょう。
冷水に濡らして絞ったタオルで保冷剤を巻き、頭に乗せるなどして、頭皮を十分に冷やしましょう。
② しっかりと保湿を行う
火照った頭皮が冷えて、熱がおさまったら頭皮用のローションや美容液で、たっぷり保湿をしましょう。
潤いを与えることで、頭皮の乾燥が緩和され、頭皮が剥けるのを防ぎ、炎症を抑えます。
日焼けしたその日だけではなく、日焼けがおちつくまで数日間続けましょう。
◼︎ 洗髪に気をつける
③自分の頭皮にあったシャンプーを使う
日焼けしている頭皮は通常とは違い、少しの刺激にも過剰に反応してしまいます。
できる限り負担がかからないように、自分の頭皮にあった低刺激のアミノ酸系シャンプーを使うことが大切です。
④ 泡だててから髪と頭皮につける
シャンプーを直接頭皮や髪につけてから泡立てると、摩擦により、髪にも地肌にも大きな負担がかかります。
出来るだけたっぷりの泡で洗うように心掛けましょう。
泡で出てくるタイプのシャンプーは負担をかけずに満遍なく洗えるのでおすすめです。
⑤ 洗い流しはぬるま湯で丁寧に行う
日焼けは地肌に負担がかかっている状態なので、熱いお湯ではさらに負担をかけてしまいます。
いつもより温度を下げて、冷たすぎないぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
また、頭皮も髪も保湿することが大切です。
頭皮は、頭皮用の美容液などでしっかりと保湿をし、髪にはトリートメントをして少し時間をおき、ダメージを受けたキューティクルを整えてあげましょう。
◼︎ 水素ヘアケアを取り入れる
パサパサ髮の原因となる紫外線や、パーマ、カラーなどで発生してしまう悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)を除去することが出来る水素ヘアケアを行うのもおすすめです。
水素(H)は、悪玉活性酸素(HO)と結びつき、熱を与えると、水分(H2O)が発生します。
紫外線によりダメージを負った髪は、キューティクルが剥がれ、髪の内部の水分や栄養がなくなってしまいます。
水素ヘアケアを行うことで、髪に水分が蘇り、効果的に髪を深部から潤すことができるのです。
今ではサロンの水素ケアは勿論、ホームケアでも取り入れることができるので、ダメージが気になったら一度試してみると良いでしょう。
今回は”日焼け後のケア方法”をお伝えしましたがいかがでしたか?
「女の命」とも言われる髪の毛。中からも外からも紫外線対策をして、潤いとツヤに満ちた美髪でステキな毎日を過ごしてくださいね。