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2018.08.17
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意外と知らない!?頭皮と髪の汚れの性質・落とし方

頭皮は健康な髪を作る土台となります。
常に頭皮を清潔に保つことで、これからの髪にツヤが戻り健康な髪が生えてきます。
頭皮の汚れの種類は大きく2つに分けられていますが、実は、この2つの汚れの落とし方に大きな違いがある事はご存知ですか?
今回は、頭皮と髪の汚れの性質、効率的な落とし方“をご紹介していきます。
 

頭の汚れは、頭皮から発生した汚れと、外部から直接髪についた汚れの2つに分けられます。そして、水に溶ける汚れか、溶けない汚れかで落とし方が大きく違ってきます。


《頭の汚れの種類》

◆ 外部環境 (頭の外側) から来る汚れ

ほこり、スタイリング剤など。
主に、髪についた外側の汚れの事をいいます。

ほこりや花粉、大気汚染物質などは、素髪よりもスタイリング剤でセットしている方が付着しやすく、落ちにくくなるため、シャンプー時の摩擦などにより傷みやすくなります。

 

◆ 水溶性の汚れ (水に溶ける汚れ)

汗、ほこりなど。

頭を水で濡らし続けることで落ちる汚れの事をいいます。

頭皮の汚れの70~80%は水溶性といわれ、シャンプー前に十分に流すことで、ほとんどの水溶性汚れを落とすことが出来ます。

シャンプー前の予洗いは十分に行いましょう。

 

 

◆ 油溶性の汚れ (水に溶けない脂汚れ)

頭皮表面の汚れやワックス、トリートメントなどの水では落ちない油汚れの事をいいます。
毛穴や汗腺など頭皮の内側から分泌された汗や皮脂は、2~3日たつと酸化し、臭いや痒みをともなう汚れとなります。

皮脂やワックス、トリートメントなどの油溶性の汚れは、シャンプーだけでは落としきれず、蓄積されていきます。

そして、時間が経つにつれ頭皮に悪影響を与えるため、クレンジングをしてしっかりと落とす必要があります。

 


◾️ シャンプーによる汚れの落とし方

 

突然ですが、あなたは【頭皮か毛髪】どこを中心に洗ってますか?

 

髪の汚れを落としきれいに見せる為に、ついつい髪をメインでシャンプーしがちですが、そもそも本来の髪が美しくなければ、意味がありません。
髪を美しく育てるためにも、頭皮環境を整えることが重要です。

頭皮をメインでシャンプーする習慣をつけましょう。

 

シャンプーを手のひらで先に泡立ててから、たっぷりの泡で頭皮をマッサージするように、皮脂を浮かせてください。
髪の長い方は、泡が毛先に行き渡る程度で十分です。

 

毛先までしっかりシャンプーすると、毛先の油分がなくなってパサパサに…。

油分を補おうとして、たくさんのトリートメントが必要となり、髪質が重くなってしまいます。
ただし、ワックスやジェルなど、スタイリング剤を使ってセットしている場合は、そこにもシャンプーをつけて落としましょう。

 

シャンプーには、大きく分けるとヘアケアシャンプーとスキャルプシャンプーがあります。

そのなかでも特にスキャルプシャンプーや炭酸シャンプーは、余分な皮脂などの脂汚れを優しく落とすことに特化しています。

 

正しい洗い方はこちら

 

また、毛穴に詰まった古い角質(フケ)は、シャンプーだけでは落ちにくいため、頭皮用クレンジングを使い、頭皮を優しくマッサージしながら洗う事をおすすめします。

定期的に美容サロンでヘッドスパをされるのも効果的ですよ。

 


いかがでしたか?

今回は”水溶性の汚れと油溶性の汚れの性質”について、お伝えしました。

効果的な落とし方できれいな頭皮を保ち、健康な髪を育てましょう。

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