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2019.04.19
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カラーやパーマによるダメージの原因とケア法

季節の変わり目、ヘアカラーやパーマをすると雰囲気や印象が変わり、気分もあがりますよね。

 

美容院でヘアカラーやパーマをする時、同時にトリートメントをする事がとても大切ですが、ヘアカラーやパーマをした後になぜ髪がパサついたりゴワゴワとするのでしょう?

今回は” カラーやパーマによるダメージの原因とケア法 “をお伝えしていきます。

 


カラーやパーマの後なぜ髪がパサつくの?

硬い髪質でもやわらかい髪質でも、艶のある髪質に必要なのは、まず「キューティクルが整っていること」です。

カラー剤やパーマ液を塗布すると、薬剤を浸透しやすくするためにキューティクルが開くので、毛髪内のタンパク質が外に流れ出やすくなり、パサつきやごわつきの原因になります。

また、明るさの度合いが高いカラー剤であればあるほど、髪に負担となるアルカリ剤の量が多いので、毛髪へのダメージが大きくなります。

 

キューティクルは一度壊れてしまうと元に戻ることができません。

 

健康な髪を保つ為には、いかにダメージを最小限に抑えダメージ対策やホームケアを行えるかが、とても大切になってきます。

まずは傷める原因を無くし、壊さない努力を最優先にしましょう。

 

 


■ キューティクルを整えるにはシャンプーが重要

シャンプーには髪の毛や頭皮の汚れを落とす為の洗浄力がありますが、洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると、髪の毛に必要な髪内部の水分まで奪われてしまう為、キューティクルが剥がれ、ゴワツキ感の原因にもなります。

 

間違ったシャンプー選びは、頭皮や髪にとって悪影響を与えるので注意が必要です。

 

◇シャンプーの選び方◇

シャンプーにはたくさんの種類がありますよね。

お悩み別では、硬い髪用・柔らかい髪用・ふんわりさせたい・パサつきを防ぎまとまりある髪にしたいなど

頭皮の健康の為のシャンプーでは、かゆみ・乾燥肌・フケ症・皮脂症など

効果によってさまざまな成分が配合されていますが、ご自身の頭皮や髪質をわからずに間違ったケアをしてしまうと、更にトラブルを引き起こす可能性があります。

 

ご自身の髪質や、頭皮の状態に合ったものを選びましょう。

 

とはいえ、頭皮や髪の質は、体調や季節、年齢と共に常に変化していきます。

ご自身の頭皮の状態まで把握するのは、なかなか困難ですよね?

 

正しいシャンプー選びには、正しい診断が必要です。

頭皮と髪のプロである美容師さんにたずねてみると良いでしょう。

 

 

《 髪質セルフチェック法》

① 髪の毛1本の両端を持って水平にして、片手を離します。

もしも髪の毛がそのまま水平を保っているならば剛毛、下に下がるなら軟毛です。

 

② 両端を持って引っ張ってみてください。

切れるようなら剛毛、伸びるようなら軟毛です。

 

③ 指に毛髪をくるくる絡めてみてください。

指を抜いてすぐにまっすぐに戻るようなら剛毛、しばらくそのままの形状なら軟毛です。

 

 

《シャンプーの注意点》

◎ シャンプーの際は、たっぷりの泡で地肌を中心にきちんと洗い、毛穴についた皮脂汚れや、髪の汚れを丁寧に落としましょう。

 

◎ 指の腹を使った頭皮クレンジングや、マッサージを定期的に行いましょう。

 

頭皮もお顔と同じように丁寧にケアをしてあげる事が大事です。

 

 


■ キューティクルを守る方法

① ブラッシングは丁寧に

キューティクルは摩擦に弱いので、シャンプーやブラッシング、タオルドライの際は髪を摩擦しないように注意しましょう。

特に濡れた状態のときは、キューティクルが一時的に開いて引っかかりやすいので、洗髪後に水気を拭き取り、ドライヤーですぐに髪を乾かすことが大事です。

 

② 紫外線対策をする

髪の毛も肌と同じように、日焼けをしすぎると乾燥してキューティクルが剥がれてしまいます。

肌は新しい肌ができあがるからいいものの、髪の毛にはそういった力はないので剥がれたままになってしまいます。

帽子や髪の毛用の日焼け止め、日傘などで紫外線から髪を守りましょう。

 

③ パーマやカラーリングの頻度

パーマやカラー、縮毛矯正などはキューティクルを人工的に開く為、どうしても髪の毛に負担をかけてしまいます。

短い期間に何回もカラーやパーマをしない、定期的にトリートメントケアを行うなど、美容師さんに相談して適切な頻度で施術してもらいましょう。


 

いかがでしたか?

 

お伝えしたように、毛髪中の水分量が不足すると、キューティクルを傷め、もとから硬い剛毛が乾燥して更に硬くなったり、もとから柔らかい方はさらに細毛になってしまいます。

 

髪をカラーやパーマなどの刺激から守り、潤いや艶感を保つ方法は、髪の水分量が大きく関係しているのです。

 

髪の水分を逃さないようにキューティクルを整えて、指通りの良い髪質を目指しましょう。

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