✔︎元はストレートな髪質からの後天的なくせ毛
髪がくせ毛になる原因は沢山ありますが、主に「遺伝による生えグセ」「加齢によって起こる髪質の変化」「髪のダメージ」が代表的な原因です。
このように、色々な原因が考えられるくせ毛ですが、生まれつきの体質によるくせ毛は根本からの改善は中々難しいものの、後天的なくせ毛であれば頭皮環境をしっかり整えるなどの対策で、改善する事が可能です。
また、生まれつきのくせ毛の方も、正しいケアを行えば、うねりを抑える事が出来ます。
ぜひご参考ください。
《遺伝によるくせ毛》
くせ毛の多くは遺伝的要素が強いです。くせ毛は優性遺伝ですので、母親か父親のどちらかがくせ毛の場合、6割を超える確率で子供はくせ毛になると言われています。
生まれつきくせ毛の方は縮毛矯正をかけてストレートにされる方が多いのですが、パーマ液を繰り返し使う事で、髪内部に活性酸素が蓄積し、ダメージなどの髪トラブルを引き起こしやすくなります。
《頭皮の毛穴詰まりによるくせ毛》
意外に思われるかもしれませんが、頭皮の毛穴詰まりもくせ毛の原因になります。
毛髪は、毛穴を通って頭皮上に押し出されるように生えてきます。毛穴に汚れが詰まっていると、毛穴が変形するため、髪にうねりが生じ、真っ直ぐな髪が生えるのを妨げてしまうのです。
毛穴の詰まりの原因は主に皮脂、シャンプーのすすぎ残し、細かいホコリやスタイリング剤による汚れなどが頭皮に残り、毛穴に詰まってしまう場合もあります。
また、洗浄力の強いシャンプーを使っていると、頭皮に最低限必要な皮脂や潤いまで洗い流してしまい、かえって皮脂を過剰分泌させる原因にもなります。
《生活習慣からくるくせ毛》
睡眠不足や食生活の乱れ、過度なダイエットによって髪質が悪化してしまうこともあります。身体にとって必要な栄養が不足すると、髪や爪など体の末端まで栄養が行き渡らず、太さの不均一な弱い髪が生えてきます。
また、産後や加齢と共にくせが出たり、髪質が変化するのは、ホルモンバランスの乱れが大きく関係しています。
ストレスを溜めずに、深い睡眠を取ることや栄養のある食事を心がけましょう。
《髪のダメージからくるくせ毛》
髪の傷みによってうねりが生じるのは、髪の内部の水分量がうねりと大きく関係しているからです。
健康な髪は、表面のキューティクルが整っており、髪内部の潤いと栄養を守るため、しっかりと覆われています。
その為、外部からの水分の侵入が少なく髪の膨張も少ないです。
しかしダメージヘアは、キューティクルが所々剥がれているため、髪が部分的に膨張しやすくなってしまいます。
この膨張がうねりにつながるため、ダメージヘアは特にうねりやすいのです。
◆ くせ毛を抑えるための重要ポイント
くせ毛を予防するためには、毎日のシャンプーで頭皮の環境を衛生的に保つことがとても大切です。
また、髪のうねりを生じさせないためには、髪のダメージに気をつける必要があります。
髪のダメージはシャンプー時の摩擦や熱などの外部からの刺激や、カラー、パーマなどの施術によって生じます。
これらをできる限り控えることで、髪のダメージをかなり抑えることができるのです。
【正しいシャンプーの仕方】
シャンプー前に、根元から毛先まで丁寧にブラッシングしましょう。
まずはお湯でしっかりと頭皮や髪についた汚れを流してから、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーをたっぷりと泡だて、頭皮を中心に洗います。
その際、髪は泡を揉み込む程度で十分です。
髪を擦り合わせて洗ったり、絡まりを無理にほどくことはしないように注意しましょう。
髪質やお悩みに応じてホームケアも見直しましょう。
また、シャンプーの種類によっても使用手順は様々です。
きちんと効果を発揮できるように、効果的な使い方を再確認してみましょう。
【頭皮のおすすめケア】
定期的に、頭皮のクレンジングをしましょう。
なかでも、ホホバ油を使った頭皮クレンジングは、落ちづらい油溶性の皮脂汚れやシリコン汚れをすっきり落とせるので、おすすめです。
肌にすぐになじむホホバオイルは、毛穴の汚れを取り、皮脂分泌のバランスを整える作用があるので、頭皮に付けてマッサージすると、頭皮を柔らかく、毛穴もきれいに保つ事ができます。
キレイでまっすぐな髪の毛が生えるように、まずは頭皮環境を整えましょう。
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いかがでしたか?
一年365日ある中で美容室でのケアは、多くても20回ほどではないでしょうか??
定期的にサロンケアすることは勿論大切ですが、せっかく綺麗な髪になっても、自宅で間違ったケアをしていると根本的なお悩みとなるくせやダメージは一向に良くなりません。
美髪を作るには毎日のホームケアがとても重要となります。