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2018.04.03
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細い髪は太くなる?細毛の原因と対策

髪が細くなると、全体的に髪のボリュームが減ってしまい薄毛が目立って気になりますよね。

髪1本1本が細くなると、頭皮をカバーできるものが無くなるため、地肌が直接透けて見え髪の毛が少ない印象を与えてしまいます。

髪を太くすることによってボリュームを増やすことができ、髪が丈夫になり切れ毛などのトラブルも減らすことができます。

 

今回は”髪が細い原因と対策”についてご紹介していきます。

 


◼︎ 髪が細い原因

髪が細い原因は、髪を構成するものの量で変わります。

髪の構成はこのように分けられています。

・キューティクル(髪の一番外側で内部を守る部分)
・コルテックス(キューティクルに包まれている部分)
・メデュラ(コルテックスに包まれている髪の中心部分)
この中で、メデュラに太さの違いはほとんどないため、キューティクルとコルテックスの量によって太さが変わってくるのです。

 

髪を太くするにはキューティクルの層を厚くし、コルテックスの量を増やすことがとても重要になります。

 

元々ハリコシのあった髪が徐々に細くなってきたと感じる場合は、このような原因が考えられます。

 

ヘアサイクルの乱れ

髪は成長期(4〜7年)、退行期(2〜3週間)、休止期(2〜3ヶ月)というサイクルを繰り返しているのですが、この中でも成長期がとても大事で、ヘアサイクルの乱れにより、成長期間が短くなってしまうと、髪が太くなる前に抜けてしまう為、徐々に細髪になって行くのです。

ホルモンバランスの乱れ

健やかな髪の毛を生み出す女性ホルモン・エストロゲンが、出産後・更年期に特に減少します。

出産によって一時的に減少したエストロゲンは、産後1年ほど経ち女性ホルモンの働きが落ちつくと、次第に元に戻っていきますので、心配はいりません。

しかし、更年期が気になる年齢になってくると、女性ホルモンが低下する為、女性型脱毛症・びまん性脱毛症など、髪の毛全体がボリュームダウンする症状が出てきます。

女性ホルモンを減少させない為に、エストロゲンと同じような働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂るなど、食事や生活習慣を見直す事が大切となります。

 

栄養不足

ハリコシのある髪の為にはビタミンやミネラル・たんぱく質をバランスよく毎日の食事に取り入れることが大切です。過度なダイエットにより鉄分不足や亜鉛不足などの状態が続くと、体内の栄養バランスが乱れ、髪のコシやハリが失われやすくなります。

また、過激な食事制限によるダイエットで細くなった髪の毛を元に戻すのは至難のワザです。

食事バランスを考え、健康的にダイエットを行いましょう。

 


◾︎ 対策

髪の毛を太くする方法には生活習慣の改善は勿論、美容室でのヘッドスパ・クリニックでの治療など、色々なアプローチがありますが、すぐに始められる事をお伝えしていきますね。

 

食事改善

太くハリコシのある髪にするためには、タンパク質やビタミン、亜鉛など、髪の成長に必要な栄養素を、毎日の食生活のなかでバランスよく摂ることが大切です。

 

鶏肉や豚肉・卵などの動物性たんぱく質はもちろん、大豆や白米などの植物性のたんぱく質、また、新しい髪の生成をサポートしてくれる亜鉛も大切です。

亜鉛は煮干しや牡蠣・レバーなどに豊富に含まれているので、バランス良く組み合わせて献立メニューに活かしていきましょう。

 

毎日の食事で補いづらいと感じたときは、サプリメントを利用することもおすすめです。

 

 

正しいシャンプー

細くなった髪に、ハリやコシを取り戻すためには、シャンプーの仕方も大切です。

「すすぎ残しがないよう、シャンプー前やシャンプー後のすすぎを丁寧におこなう」

「頭皮に爪をたててゴシゴシ洗わない」

など、地肌をやさしくマッサージするような感覚で、たっぷりの泡で洗いましょう。

そして、シャンプーのすすぎ残しがないよう、時間をかけ丁寧にすすいであげることが大切です。

また石油系の界面活性剤などが使われたシャンプーは、洗浄力がとても高く、頭皮に必要な皮脂や潤い成分を奪ってしまうこともあります。

髪が細くなる原因にもなるため「アミノ酸系のシャンプーを使う」など、頭皮と髪に優しいシャンプー剤を選んであげることも必要です。

 


 

いかがでしたか?

髪が細くなるのは、加齢のほかにも、紫外線やシャンプー、ストレス、喫煙など様々な原因があります。

髪が細くなる原因となる生活習慣を見直し、ボリュームのある髪を取り戻せるよう、是非参考にしてみてください。

 

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